産学連携キャリア形成イベント

イベント

趣旨

イベントの

理系学生を対象に、早期に選択肢を知り、キャリア観を醸成するとともに自身のキャリア選択の幅を広げることを目的に「産学連携キャリア形成支援プログラム」を実施しました。


理系学生が仕事・キャリアを考える際に「学習内容の専門性の高さ」と「学業両立の難しさ」から選択に偏りがある現状で、定められた期間で就職活動を行うことが無限にある理系学生の可能性を狭める1つの要因になっており、そうした課題を産学連携のキャリア支援により解消することを目的として、東京理科大学 先進工学部 マテリアル学科1年生〜3年生を対象に、みずほフィナンシャルグループ・ダイキン工業の2社の企業協力のもと、開催しました。

産学連携キャリア形成イベント

産学連携キャリア形成イベント

今回の特別授業を開催した背景には、学生たちが早い段階から就職を意識することの重要性があります。

仕事は常に答えのない課題に挑戦するものであり、一方で普段の授業では答えのある課題に取り組むことが

中心であるため、前者の意識を早期から持つことで学生達の可能性を広げられる・広げたいと考えていました。特に就職活動の時期・スピードが速まっている現状では、早期に自分のキャリアに繋がる事柄や取組を考え、学ぶことが重要です。

また、理系学生は特に視野が狭くなりがちです。理系=メーカーという固定観念を打破し、視野を広げるために様々な業界の話を聞く機会を提供したいと考えました。

今回のインタツアーさんのプログラムは学生と企業の本音が垣間見られる、新しいコミュニケーション になり得ると感じたためご一緒しました。一般的な就職活動よりも踏み込んだ内容かつ、どの学年が聞 いても学びがあり楽しめるコンテンツであり、企業で働く理系出身者の方々の過去と現在を自身に照らし合わせて学ぶことで、他人事ではなく「自分ゴト化」して捉えられるような場を作ることを目指しました。

イベント開催の狙い

東京理科大学 先進工学部マテリアル創成工学科 小柳 潤 教授

イベント参画企業

みずほ銀行株式会社

ダイキン工業株式会社

イベント開催の

成果

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日本を代表する大手金融グループで、銀行、信託、証券、資産管理など多岐にわたる金融サービスを提供しています。

みずほ銀行を中心に、法人・個人向けの幅広い金融商品を展開し、国内外の顧客に対応しています。

また大企業取引・グループ間の連携に強みを持ち、フィナンシャルグループとしてのシナジーを活かしたサービス提供を行っています。

ダイキン工業は、空調機器の製造・販売で世界的に知られる企業です。

家庭用から業務用まで、幅広い空調製品を提供し、特にエネルギー効率の高い製品開発に注力しています。

グローバル市場での存在感を強化し、各地域のニーズに応じた製品展開を行っています。

空調事業・フッ素化学事業を主力として世界で唯一空調・冷媒の両方を手掛けるグローバルトップの総合空調メーカーです。

東京理科大学 先進工学部マテリアル創成工学科 小柳 潤 教授

今回の講座を通じて、学生たちは非常に楽しんで参加していました。本来、大学においてもキャリアや生き方を

考える機会を増やすべきと考えており、今回の取り組みはその試金石となる内容だったと感じ ています。

外部から社会人をお招きし、仕事やキャリアについて考える機会を提供することは従前から取り組んできましたが、特に今回は研究者ではなく企業の方々をお招きしたことで、学生たちにとって新鮮な視点を提供できたと思います。

イベントの詳細・全体像

当日の様子

会社概要説明

パネルトーク

パネルトーク

2者択一

2者択一

参加学生の声

Q 本日のイベントの満足度をお答えください

Q 上記の満足度の理由を教えてください(自由記入)

  • ● とても有益な情報が得られ、今後のキャリア形成に役立つと思った。
  • ● 自身の将来の選択肢を広げられると言う思いが湧き上がったから。
  • ● 実際に企業方の本音を聞く機会を得られたことはとても貴重な経験になったからです。

Q 自身のキャリアにおける選択肢は広がりましたか?

  • ● とても有益な情報が得られ、今後のキャリア形成に役立つと思った。
  • ● 自身の将来の選択肢を広げられると言う思いが湧き上がったから。
  • ● 実際に企業方の本音を聞く機会を得られたことはとても貴重な経験になったからです。
  • ● 理系の就活における強みや、専門性を文系職(金融系)に活かせることを初めて知るきっかけになったから
  • ● 二つの企業について詳しく知ることができただけでなく、普段は聞けないような質問まで聞くことができたから
  • ● 実際の人事の方からそれぞれの企業のことなどを具体的に聞くことができたため。また、将来のキャリアについて考えるきっかけとなった。
  • ● 今まで想像していなかった企業ニーズがあることを知り、就活について考える幅が広がったから。

Q 理系人材の企業ニーズについて、新たな発見はありましたか?

Q 早期に企業と接点を持てたことで、今後どんな点で役立ちそうですか?

参加企業様の声

みずほフィナンシャルグループ

理系学生とはじめて会うと、大抵の方が「銀行って文系就職先ですよね」と言います。しかし実際は純粋数学・宇宙理論・システム制御・魚の遺伝子研究など、専攻や学科を問わず、みなさんと同じように研究活動に没頭してきた先輩がたくさんいます。

また〈みずほ〉は他社に例を見ないグ ループ5社共通の人事基盤が整っています。個に向き合い、“自分らしく”働くことができます。

食わず嫌いせず、広く様々な業界を知ってほしいという思いで参加しました。

事象を観察・分析して課題を見つける、柔軟に発想する、論理的に思考する、仕組みをつくる。〈みずほ〉には、みなさんが培ってきた素養を活かせるフィールドがあります。

だから食わず嫌いせず、しっ かり〈みずほ〉を見ていただきたいです。

仕事を“点”で捉えれば、クオンツやデータサイエンス、あるいはコンサルティング営業といった業務はどの金融機関にだって存在します。

大事なことは、キャリアという“線”で仕事を捉えること。自分らしさと強みを活かしながら、多様な 選択肢から点と点を結ぶこと。

〈みずほ〉なら出来ます。

なぜならグループ一体の人事運営を⻑年続けてきたから。個に寄り添った人事運営を掲げるのが〈みずほ〉だから。

これからは個の時代、キャリアメイクは自分次第です。

ダイキン工業株式会社

エアコンという製品やその広告を通じてダイキンをイメージされる方は多いですが、その事業において どんな技術が関わっていて何がおもしろいのか、すぐにキャリアイメージまでは思い描きにくいと思います。

自動車やロケットのような見た目の分かりやすさや派手さとは違いますが、空調は機械・電気・情報を はじめ様々な専門領域の重ね合わせによって成り立っている事業であり幅広さと奥深さの両方を持っていること、更に、空気という身近で欠かせない媒体を扱うからこその社会的意義と将来への可能性があるということをぜひお伝えして、

皆さんにも十分活躍の可能性があることを感じていただくとともに、興味の幅を広げていただくきっかけになれたら、という思いで参加しました。

理系学生としての自身のキャリアについて、個人での情報収集や分析はしていても、オープンな場において皆で話を聞いたり議論することは普段あまり無いのではと思います。

今回のイベントでも、少しで も皆さんの視野が広がる方向を意識しながら、また一人ひとりが腹落ちできるような話をしたいと思って説明させていただきました。

限られた時間の中で全てを話し手が伝え切り、聞き手が消化するのは難しいですが、こうした機会を一 つのきっかけにして、皆さん自身でも色々な企業や業界、キャリアの話をたくさん聞きに行ったり、社 会に触れる経験を増やしたり、学生ならではの発想と行動力で色々トライしてみたり、広げていってく ださい。

もちろん、特定の企業についてもっと深く知りたい、ということで改めて足を運んでみるのも ありです。ダイキンもウェルカムです。

人事担当として、こうした場を通じて皆さんの将来に何か少しでも寄与できたなら嬉しく思いますし、何かのご縁に繋がることもあると信じて、皆さんのキャリアを応援しています。頑張ってください!